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「愛染(あいぜん)」 昭和9年(1934) |
「愛染」とは愛欲や煩悩といった意味がありますが、ここではこまやかな夫婦の愛情を表現しています。 群青の池と深紅の紅葉、その中でつがいのおしどりが見つめあう一瞬。 装飾性と写実性がみごとに調和した名作です。 |
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川端龍子:明治18年(1885)〜昭和41年(1966) 和歌山市の呉服商「俵屋」の長男として生まれる。18歳の時、読売新聞の挿絵募集に入選。油絵を学びながら、しばらく挿絵の仕事を続ける。大正12年に渡米し、ボストン美術館で見た日本美術に感銘を受け、帰国後は日本画に転向。再興した日本美術院展に出品し、その新しい画風が認められ同人となる。しかし昭和3年には院展を脱退し、翌年に青龍社を創設。以後、ここを舞台に独自の画境を築く。 |
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