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「雨霽(うせい)」 昭和3年(1928) |
| 雨霽とは雨上がりのこと。大きくうねる柳の樹上では、一羽の鳶が幹を力強くつかんでいます。右から強い風が吹きつけているのでしょう。風に揺れる枝葉の動き、鳥の姿など、瞬間的な情景が卓越した描写で表されています。 |
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竹内栖鳳:元治元年(1864)〜昭和17年(1942) 京都市中京区の川魚料理店「亀政」の長男として生まれる。幸野楳嶺らに絵を学び、幼少の頃から才能を現す。明治28年には京都市立美術工芸学校教諭となり後進の指導にあたる。円山四条派の伝統的な写生を基本としながら、西洋画の技法も巧みに取り入れ、新しい画風を創り出す。東の横山大観と並び称される京都画壇の重鎮。42年京都市立絵画専門学校教授、大正2年帝室技芸員、8年帝国美術院の会員となり、昭和12年には第一回文化勲章を受章。教育にも力を入れ、門下から多くの優れた作家を出した。 |
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