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古来より人々の暮らしに深く関わってきた動物の姿は、これまで多くの画家によって作品に描かれてきました。身近な存在の犬や猫はもちろん、家畜である牛や馬、野生の猿や狐などさまざまな動物が絵の中に登場しており、「動物画」は日本画の重要なテーマとして親しまれてきました。明治以降、近代日本画家たちは、日本や中国の古画研究を熱心に行い、西洋画の写実表現を取り入れるなど新たな表現を試みました。さらに、画家たちは、自宅の庭で多くの動物を飼い、あるいは何度も動物園に通うなど、動物の生態を深く観察し、また慈愛に満ちたまなざしを注いでいます。そして動物に対する画家の愛情や深い精神性を込めた名作が次々と生み出されました。 本展では、当館所蔵の近代日本画家たちが描く動物画を一堂に展示いたします。動物画の大家である橋本関雪をはじめ、竹内栖鳳や榊原紫峰、山口華楊らが描く生命感あふれる動物の姿や動物たちにそそがれた画家のまなざしをご覧ください。 |
<主な出品作品> 今尾景年「春園雙孔雀図」 竹内栖鳳「爐邊」 大橋翠石「虎」
横山大観「鼬」 西村五雲「凍夜」 |
西山翠嶂「幽春」 橋本関雪「夏夕」 榊原紫峰「仔山羊群雀図」 山口華楊「深秋」 |
 榊原紫峰「仔山羊群雀図」(大正15年頃) |
 竹内栖鳳「爐邊」(昭和10年) |
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春の「さくら」と秋の「紅葉」は、四季のうつろいを大切にする日本人の感性に深く働きかけるものであり、古くから多くの画家が作品に描いています。本展では、さくらと紅葉が描かれた日本画を通して、美しい日本の自然をご覧ください。
<主な出品作品> 岸竹堂「春秋瀑布図」 横山大観「春風秋雨」 川合玉堂「春雨」 前田青邨「山路之秋」 川端龍子「愛染」 |
 横山大観「春風秋雨」(昭和9年) |
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大観作品の中で最も絢爛豪華であり、毎年秋限定で公開する屏風「紅葉」や、大正期に描かれた繊細な花鳥画など、大観が描く美しい日本の風景をお楽しみください。
<主な出品作品> 「虎溪三笑」「冬之夕」「紅葉」「海潮四題・秋」「龍躍る」「山川悠遠」 |

 横山大観「紅葉」(昭和6年) |
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※展示作品は、都合により一部変更になることがあります。 お目当ての作品がある場合は、あらかじめ展示時期をお確かめのうえご来館ください。 |
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