2026.04.01
稀代の料理人であり、陶芸家としても知られる北大路魯山人(きたおおじろさんじん)。
その知られざる晩年の姿を描く特集ドラマ『魯山人のかまど』が、NHK総合で3月31日より、毎週火曜夜10時から放送されています(全4回)。
足立美術館では、魯山人の作品を約500点所蔵しており、2020年に開館した「魯山人館」にて常時120点前後を常時公開しています。
<魯山人館について>
https://www.adachi-museum.or.jp/rosanjinkan
『魯山人のかまど』【(1)初夏編】の放送にあわせ、当館が所蔵する魯山人作品の魅力をご紹介します。

「雲錦鉢」昭和16年頃(足立美術館蔵)
「雲錦鉢」は直径40㎝を超え、両手で抱えるほどの巨大な器です。これに料理を盛って供されれば、世の美食家たちはさぞ驚いたことでしょう。ちなみに雲錦とは、桜と紅葉を配した色絵の意匠のことです。

「赤絵牡丹湯盌」昭和26年頃(足立美術館蔵)

「赤絵牡丹 五」昭和26年頃(足立美術館蔵)
磁器に赤い呉須で描かれた牡丹が映える湯呑です。当館には「赤絵牡丹湯盌」などがありますが、作品によって牡丹や葉の形や色が微妙に異なります。魯山人が自ら、一点一点絵付けしただけあって、それぞれに個性を放っています。