2026.04.15
稀代の料理人であり、陶芸家としても知られる北大路魯山人(きたおおじろさんじん)。
その知られざる晩年の姿を描く特集ドラマ『魯山人のかまど』が、NHK総合で3月31日より、毎週火曜夜10時から放送されています(全4回)。
足立美術館では、魯山人の作品を約500点所蔵しており、2020年に開館した「魯山人館」にて常時120点前後を常時公開しています。
<魯山人館について>
https://www.adachi-museum.or.jp/rosanjinkan
『魯山人のかまど』【(3)秋編】の放送にあわせ、当館が所蔵する魯山人作品の魅力をご紹介します。

「九谷風糸巻」大正15年頃(足立美術館蔵)

「糸万幾平向 五」昭和20~22年頃(足立美術館蔵)
「九谷風糸巻」は、長方形の磁器に色絵と金彩で糸巻の文様を描いた魯山人初期の作品です。
晩年は、信楽土を板状に成形した四方皿に絵付けした「糸万幾平向 五」などが制作されています。

「備前この葉平向 十人」昭和33年頃(足立美術館蔵)
ざらついた器肌をもつ備前焼は食器に向かないとされていましたが、魯山人はその土味を活かした板皿などを手がけました。
晩年は「備前この葉平向 十人」のような、形そのものを木の葉にした備前焼の皿(鉢)を数多く制作しています。
<過去の放送回>
4月 7日 NHK『魯山人のかまど』晩夏編が放送されました
3月31日 NHK『魯山人のかまど』初夏編が放送されました