遅日|橋本関雪
Exhibition
春季特別展 Spring Exhibition 2027
大展示室

文展120年 美を紡ぐ 官展の日本画家たち

会期: 2027年3月1日(月)~5月31日(月)

文部省美術展覧会(文展)は、我が国初の政府主催の美術展覧会(官展)として、1907年(明治40)に発足しました。絵画や彫刻など各分野の芸術が一堂に会する展覧会であり、日本画家たちにとっても、より多くの人々に作品を披露できる新たな機会となりました。各画塾、派閥の画家たちが参加することで互いに切磋琢磨し、多くの画家たちが文展を舞台に力作を発表しています。
文展は、帝展、新文展と改組を繰り返し、現在の日展がその流れを継いでいます。その間にも画壇を代表する画家たちによって数々の名作が生まれました。
本展は、文展創設120年を記念し、文展から日展にかけて活躍した近代の日本画家たちの作品をご紹介します。脈々と美を紡ぐ、官展の画家たちの名作をご覧ください。

主な出品作品

竹内栖鳳「爐邊」「五月晴」 川合玉堂「夕月夜」 横山大観「漁夫」 上村松園「牡丹雪」
橋本関雪「遅日」「夏夕」 伊東深水「夢多き頃」 落合朗風「洛外風趣」

川合玉堂「夕月夜」
大正2年
大観室
併催

春の横山大観コレクション選

会期: 2027年3月1日(月)~5月31日(月)

彩色と水墨の双方で多くの名品を生み出した大観。本展では、松とモミジの鮮やかな色彩が目を引く「愛宕路」や、墨一色で朝夕の山容を描き分けた「朝嶺」「暮嶽」など、多彩な表現に挑んだ大観の芸術をご紹介します。

主な出品作品

「神州第一峰」「霊峰四趣・夏」「朝嶺」「暮嶽」「愛宕路」「風蕭々兮易水寒」

横山大観「霊峰四趣・夏」
昭和15年
小展示室
併催

[特集展示] 榊原紫峰

会期: 2027年3月1日(月)~5月31日(月)

花や鳥に深い愛情を持って花鳥画を描き続けた画家、榊原紫峰。本展では、紫峰が繊細な筆づかいでとらえた、様々な鳥の姿をご紹介します。ありのままの自然の美をとらえようとした紫峰の、優美な花鳥画をご覧ください。

主な出品作品

榊原紫峰「牡丹大和鵲」「梅花群禽」「冨貴草」「菊花」「桃花図」

榊原紫峰「牡丹大和鵲」
昭和28年頃