名画のひととき 日本画で表す時のうつろい
会期: 2027年12月1日(水)~2028年2月29日(火)
「時」という言葉には、時刻や季節、時代など、様々な意味がこめられます。
日本画を鑑賞していると、多彩な題材を通して、画面の中にこうした「時」の流れを感じることがあります。月がゆっくりとのぼり、柔らかな光があたりを照らし出す夜の一景、梅のつぼみがふくらみ、春の訪れを感じさせる早春の頃、自然に囲まれて暮らす人々の素朴な姿が郷愁を誘う情景など……。画家たちはうつろう時の一瞬の美をとらえ、作品に描き出しています。そこには、儚くも過ぎ去ってゆく時を静かに見つめる、画家たちの細やかな感性もうかがえます。
本展では、時間の経過、季節の変化、時代の流れといった時のうつろいを感じる日本画を展示します。画家たちが描き出したひとときの美をお楽しみください。
主な出品作品
竹内栖鳳「雨霽」 上村松園「待月」 川合玉堂「鵜飼」 山元春挙「奥山の春図」
菱田春草「春宵」 西村五雲「寒梅」 橋本関雪「唐犬図」 土田麦僊「黄蜀葵」
川端龍子「獻華」 榊原紫峰「白鷺図」

昭和6年


