感じる日本画 画家が追い求めたカタチのないもの
会期: 2027年6月1日(火)~8月30日(月)
絵には、風景や花鳥、人物など、形のあるものが描かれますが、それ以外にも、作品を眺めていると温度や匂い、音といった、形のないもの、目には見えないものを感じることがあります。
画家たちは描く対象だけでなく、そこから感じられる雰囲気や情感までも画面に表そうと試みています。近代の日本画家たちも、余白を活かして温度や気配を漂わせたり、絵具をぼかして光や空気を表したりすることで、見る人の想像力をかき立てるような、情趣あふれる作品を生み出しています。
本展では、湿潤な空気や張り詰めた緊張感、陽光の暖かさなど、目には見えないものが感じられる日本画をご紹介します。画家たちが追い求めた“カタチのないもの”に注目し、日本画の豊かな表現をお楽しみください。
主な出品作品
横山大観「曳船」「春風秋雨」 竹内栖鳳「潮沙和暖」 上村松園「娘深雪」
川合玉堂「雪降る日」 西山翠嶂「幽春」 小林古径「楊貴妃」 前田青邨「知盛幻生」
川端龍子「水煙」 榊原紫峰「竹林叭々鳥」

明治34年


